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髪を結ぶと頭が痛くなるのはなぜ?ポニーテール頭痛の原因と対策

更新日:2026年10月27日

「ポニーテールにすると頭が痛くなる……」
「髪を結んでいるだけなのに、頭皮が引っ張られるように痛い」
「髪をほどくと楽になるけれど、しばらくするとまた痛くなる」

このような経験はありませんか?

仕事や家事、運動などで髪をまとめる機会が多い方にとって、髪を結んだときの頭痛は気になる悩みの一つです。

実は、髪を結んだときに起こる頭痛には、髪が引っ張られる刺激だけでなく、首や肩の筋肉の緊張、普段の姿勢などが関係している場合もあります。

今回は、髪を結ぶと頭が痛くなる原因や、首・肩の筋肉との関係、日常生活でできる対策について、わかりやすく解説します。

1. 髪を結ぶと頭が痛くなるのはなぜ?

髪を結ぶと頭が痛くなる原因の一つは、髪を引っ張る力が頭皮に加わることです。

ポニーテールやお団子ヘアなど、髪を強くまとめるヘアスタイルでは、髪の毛が引っ張られ、その力が頭皮にも伝わります。

頭皮には、痛みなどの感覚を脳に伝える神経が分布しています。

そのため、髪を強く結んで頭皮が持続的に引っ張られると、痛みが生じることがあります。

このように、髪を引っ張る刺激がきっかけとなる頭痛は、医学的には「外部からの牽引による頭痛」と関連するものとして考えられます。

特に、次のような状況では痛みが起こりやすくなることがあります。

  • 髪をきつく結んでいる
  • 長時間、同じヘアスタイルを続けている
  • 髪の毛を一か所にまとめ、頭皮が引っ張られ続けている
  • 頭皮に痛みや違和感がある状態でも、髪を結び続けている

髪をほどいたときに痛みが和らぐ場合は、髪を引っ張る刺激が関係している可能性があります。

ただし、髪を結んだときに起こる頭痛のすべてが、この刺激だけで説明できるわけではありません。

片頭痛など、別の頭痛が関係している場合もあります。

痛みが続く場合や、繰り返し頭痛が起こる場合は、髪の結び方だけが原因だと決めつけないことが大切です。

2. 首や肩のこりも頭痛に関係する?

髪を結んだときの頭痛を考えるうえで、もう一つ注目したいのが首や肩の状態です。

普段から首や肩がこりやすい方は、長時間のデスクワークやスマートフォンの使用などによって、首まわりの筋肉に負担がかかっている可能性があります。

首や肩のこりと頭痛は、同時に現れることもあります。

ただし、筋肉の緊張があるからといって、それだけで頭痛の原因を特定できるわけではありません。

頭と首を支える「後頭下筋群」

ここで知っておきたいのが、首の付け根にある「後頭下筋群(こうとうかきんぐん)」です。

後頭下筋群は、後頭部と首の上部をつなぐ複数の小さな筋肉の集まりです。

頭の位置を細かく調整したり、首の動きをコントロールしたりする役割があります。

スマートフォンを見るときに頭が前に出る姿勢や、パソコン作業で長時間同じ姿勢を続ける習慣は、首まわりの筋肉に負担をかける一因になります。

例えば、画面をのぞき込むように頭を前へ突き出した姿勢では、頭を支えるために首まわりの筋肉が働き続けます。

このような姿勢が習慣化すると、首や肩のこりを感じやすくなることがあります。

ただし、後頭下筋群の緊張があるからといって、必ず頭痛が起こるわけではありません。

また、髪を引っ張ることで起こる頭痛と、首や肩の状態に関連する頭痛は、同じものとは限りません。

大切なのは、髪を結んだときの痛みだけでなく、普段の姿勢や首・肩の状態にも目を向けることです。

3. 髪を結ぶと頭が痛くなるときの対策5選

では、髪を結んだときの頭痛を防ぐためには、どのようなことに気をつければよいのでしょうか?

日常生活で取り入れやすい対策を5つ紹介します。

① 髪をきつく結びすぎない

まず意識したいのは、髪を強く引っ張りすぎないことです。

髪をしっかりまとめようとして、ゴムで強く固定していませんか?

髪をきつく結ぶと、頭皮が引っ張られる力が強くなることがあります。

髪が落ちてこない程度に、できるだけ余裕を持ってまとめるようにしましょう。

また、頭皮に痛みや違和感が出た場合は、無理に結び続けず、いったん髪をほどいて様子を見ることも大切です。

② ヘアスタイルを変えてみる

いつも同じ位置でポニーテールをしている方は、髪をまとめる位置を変えてみましょう。

高い位置で結ぶスタイルだけでなく、低い位置でまとめたり、髪を下ろしたりすることで、頭皮にかかる引っ張る力を変えられる場合があります。

毎日同じ部分に負担がかからないよう、ヘアスタイルを工夫してみてください。

③ 長時間、髪を結び続けない

仕事中や運動中など、長時間髪をまとめている方は、可能なタイミングで髪をほどき、頭皮への刺激を減らしましょう。

痛みが出ているのに我慢して結び続けることはおすすめできません。

髪をほどいても痛みが続く場合や、頻繁に頭痛が起こる場合は、別の原因が関係している可能性もあるため、医療機関への相談を検討しましょう。

④ 首や肩をゆっくり動かす

首や肩のこりが気になる方は、仕事や家事の合間に、肩をゆっくり回すなど、無理のない範囲で身体を動かしてみましょう。

長時間同じ姿勢を続けると、首や肩の筋肉に負担がかかりやすくなります。

デスクワークやスマートフォンの使用が多い方は、画面を目線に近い高さに調整し、首が前に出続けないよう意識することも大切です。

また、30〜60分に一度を目安に姿勢を変えるなど、同じ姿勢が続かない工夫も取り入れてみてください。

ただし、髪を引っ張る刺激が主な原因の場合は、姿勢を整えたり首や肩を動かしたりするだけでは、頭痛が改善しないこともあります。

髪をほどいて頭皮への刺激を減らすことも忘れないようにしましょう。

⑤ 頭痛が起こるタイミングを記録する

頭痛が起こるタイミングを記録することも、自分の状態を把握するうえで役立ちます。

例えば、次のような項目を記録してみましょう。

  • どのような髪型にしたときに痛むのか
  • 髪を結んでから、どのくらいで痛みが出るのか
  • 髪をほどくと痛みが和らぐのか
  • 首や肩のこりも同時に感じるのか
  • 頭痛がどのくらい続くのか

こうした情報があると、どのような状況で痛みが起こりやすいのかを振り返りやすくなります。

また、医療機関で相談する際にも、症状を具体的に伝えるための参考になります。

4. こんな頭痛には注意!医療機関への相談も大切

髪を結んだときの頭痛は、髪をほどいたり、結び方を変えたりすることで軽減する場合があります。

しかし、すべての頭痛がヘアスタイルによって起こるわけではありません。

頭痛には、片頭痛や緊張型頭痛など、さまざまな種類があります。

首や肩のこりが気になる場合でも、それだけで頭痛の原因を判断することはできません。

次のような場合は、医療機関に相談しましょう。

  • 髪をほどいても頭痛が続く
  • 頭痛を何度も繰り返している
  • 以前より痛みが強くなっている
  • 日常生活に支障が出るほど痛む
  • 吐き気や視覚の異常など、ほかの症状もある

特に、突然起こった激しい頭痛や、手足の麻痺、言葉が出にくい、意識がおかしいといった症状を伴う場合は、緊急性の高い病気の可能性もあります。速やかに救急受診してください。

無理に我慢せず、症状に応じて適切な対応を取ることが大切です。

5. 首や肩のこり、姿勢の悩みは整骨院でも相談できます

髪を結んだときの頭痛そのものは、頭皮への刺激や頭痛の種類など、さまざまな要因を考える必要があります。

一方で、普段から首や肩のこりが気になる方や、デスクワークによる姿勢の悩みがある方は、日常生活での身体の使い方を見直すことも大切です。

整骨院では、首や肩まわりの筋肉の状態、身体の動かし方、姿勢に関する悩みなどについて相談できる場合があります。

首や肩のこりが気になっている方は、頭痛だけに注目するのではなく、普段の姿勢や生活習慣も振り返ってみましょう。

まとめ|髪を結ぶと頭が痛くなるときは、原因に合わせた対策を

髪を結んだときに頭が痛くなる原因の一つは、髪を引っ張る刺激によって頭皮に負担がかかることです。

また、首や肩のこり、長時間同じ姿勢を続ける習慣などが、頭痛と同時にみられる場合もあります。

今回紹介したポイントを振り返ってみましょう。

  • 髪をきつく結びすぎない
  • ヘアスタイルや髪をまとめる位置を変える
  • 長時間、髪を結び続けない
  • 首や肩を動かし、同じ姿勢を避ける
  • 頭痛が起こるタイミングを記録する

髪を結ぶたびに頭が痛くなる場合は、無理に我慢せず、まずは髪をほどいて頭皮への刺激を減らしてみてください。

それでも痛みが続く場合や、頭痛を繰り返す場合は、医療機関で原因を確認することが大切です。

毎日のヘアスタイルや姿勢、身体の使い方を見直しながら、自分の身体の変化に目を向けていきましょう。

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